【ステップワゴンにも搭載!】ホンダのスポーツハイブリッドi-MMDの仕組みについて解説! | 新しい道路

【ステップワゴンにも搭載!】ホンダのスポーツハイブリッドi-MMDの仕組みについて解説!

クルマ

こんにちは、ミネウォです。

今回は、ステップワゴンのハイブリッドについて解説していきたいと思います。

ミルクグラス・パール

(https://www.honda.co.jp/auto-archive/stepwgn/normal/2017/webcatalog/styling/design/)

現行のRPステップワゴンは2015年4月に発売されました。

当時は、1.5Lのダウンサイジングターボを搭載して話題になったのですが、

セレナやノア・ヴォクシーはすでにハイブリッドを搭載しており、

遅れて2017年9月にハイブリッドを搭載する形となりました。

フォレストグリーン・パール★(ハイブリッド車専用色)

スパーダのみにハイブリッドが追加されました。

 

ステップワゴンに搭載されているi-MMDというハイブリッドシステムは

日産のe-POWERによく似ているといわれています。

まず、日産のe-POWERの仕組みとは?

日産は、「e-POWER」という名前を付けたように、名前を聞いただけだと

ハイブリッドとはまた異なるような特殊な仕組みのように感じます。

日産のホームページにも

電気自動車の新しいカタチ。NOTE e-POWER

と書いていて、「ハイブリッドとは違うんだよ」ってアピールがありますが、

どうやらSports Hybrid i-MMDとシステムは同じようなものとのこと。

 

e-POWERはエンジンを完全に発電用に用いて、モーターのみで駆動するシステムです。

日産リーフで培った先進のモータードライブシステムと発電用エンジンを組み合わせた新時代のパワートレイン。

(https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/performance.html)

エンジンと減速時の回生ブレーキで発電をして駆動用バッテリーに蓄電して

駆動用バッテリーで駆動用モーターを動かして車を動かす仕組みです。

 

駆動用バッテリーの電池残量が十分であれば、エンジンを停止させて

ガソリンの消費を抑えます。

また、減速時や坂道を下るときは、エンジンを停止して駆動用バッテリーに

電気を貯めます。

 

e-POWERはゴー&ストップの多い市街地やアップダウンの多い山道には

とても効率がよいシステムとなっております。

e-POWERのデメリットは?

ハイブリッド全般にいえることなんですが、高速巡行時にバッテリーを

充電することができないのでエンジンに頼る部分が大きくなって燃費が極端に

悪くなることがデメリットとなります。

(知恵袋には100km/h以下の巡航だったら問題ないというオーナーさんがいましたが)

高速でも**80Km/h**辺りで走る分には、
さほど落ちないようですよ。

燃費が局単に落ちるのは、
**100Km/h**を超えてかららしいよ。
(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12174249997)

やはり、e-POWERは高速走行をほとんどしない方をターゲットにしたということになります。

通常のガソリン車は市街地だったり渋滞では燃費が悪くなるので、そういった状況以外はほとんど走らないユーザーにとってはe-POWERは買いですね!

 

それでは、

e-POWERのようなシステムはいいけど、高速道路をよく走るだよなぁ

といった欲張りなユーザーはどうしたらいいか?

 

その答えがホンダが開発したSPORTS HYBRID i-MMDとなります。

(ちなみにこのi-MMDはe-POWERより先に発表しています。)

e-POWER+高速走行!? ホンダのi-MMDの仕組みとは?

ホンダが開発したintelligent Multi-Mode Drive I-MMDについて説明していきます。

i-MMDは駆動用モーターと発電用モーターの2つのモーターと高効率のエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムです。

i-MMDの説明について分かりやすい図があったのでこちらをご覧ください。

i-MMDの仕組みについての動画はこちら

(https://www.youtube.com/watch?v=wICo9s7Bf_8)

この図にあるMotorは駆動用モーターで、

Generatorが発電用モーターとなっています。

この赤で囲った部分について、エンジンはクラッチを切って駆動部分と切り離すことができ、余計なフリクションを発生させない機構をもっています。

①EV走行

EV走行ではバッテリーの駆動で走行し、減速時には回生を行い、電気エネルギーを回収します。

 

②ハイブリッド走行

力強い加速をするときはハイブリッド走行をします。

バッテリーに貯められた電気を使ってモーターを駆動させることに加えて

エンジンで発電用モーターを動かしてできた電気でモーター駆動させます。

 

③エンジン走行←ここ重要!

①、②はe-POWERにもある仕組みでしたが、i-MMDにしかない仕組みが

エンジン走行です。

高速巡行時はエンジンの出力軸を車輪に直結してエンジンで走行します。

マニュアルトランスミッションにおけるトップギア相当の高速走行に適した

ギア比設定とモーターを介さないシンプルな動力伝達経路により、効率的な走行を行います。

一般的にガソリン車が低燃費を実現できる高速巡行時は

エンジンのみで走行するのがi-MMDの大きなポイントです

 

ステップワゴンとセレナのCMの違い

セレナのCM(2018年8月)

(https://www.youtube.com/watch?v=C_ktuu00aTo)

日産はnissan intelligent mobilityといって電気自動車と自動運転を前面にアピールしています。

e-POWERの特徴であるeペダルの機能についても触れています。

e-POWERについて触れながらもミニバンのCMらしく家族で楽しんでいるシーンを

入れているのは好印象ですね。

広告としてはよくできていると思います。(自動運転技術については触れませんが)

 

それに対してステップワゴンは大きくCMを変更していきました。

ハイブリッドが登場したときは、こんなCMでした。

進化したのは見た目だけじゃない

と非常に抽象的でただハイブリッドが登場したってだけしか分かりません。

 

2018年のCMでは

ハイブリッドの仕組みについての説明を入れたCMとなっております。

2018年のCMはこちら↓

(https://www.youtube.com/watch?v=OnaY5eoyz6Q)

これは走りを前面に出したCMとなっております。

ホンダが好きな人にとってはこんなCMでもかっこいい!ってなると思います。

しかし、多人数で乗るというニュアンスがなかったのが気になったのか

新しいCMはこんな感じになりました。

↓こちらからご覧ください↓

(https://www.youtube.com/watch?v=4uwrZzrQvOQ)

もうハイブリッドの表示がなくなりました。

スパーダはガソリンモデルもあるからこのようなCMにしたのでしょうか。

 

ホンダのCMはおしゃれなんですが、広告としてはどうなんでしょう。

ステップワゴンのCMを見ているとコロコロ変わっている気がします。

今後のCMにも注目したいです。

まとめ

今回紹介したi-MMDはステップワゴンのほかにも現行車種(2019年3月現在)で採用されているのは

インサイト、アコード、ステップワゴン、CR-V、オデッセイです。

i-DCDはリコールがかなりあったそうですが、

i-MMDは大きな欠陥はないようです。

e-POWERとi-MMD、自分にとってどちらがいいか検討してみてください!

 

 

ミネウォ

理系大学生です。軽自動車のMTが欲しいです!2021年から研究室配属で忙しくなりますが、ブログは細々と続けていこうと思います。
 家車のデリカでフラっとドライブしたりエスケープR3でサイクリングしたりしています。全然知識ないですが、Nikonの一眼レフで旅行の思い出として写真撮るのも好きです。 
 現在はレンタカーでバイトやってます。

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