こんにちは、ミネウォです。
今回はアウディA3スポーツバックのレビューをしていきます。
家の車は三菱だし、カーシェアでは国産車に乗ることがほとんどなので私は輸入車に乗る機会は少ない方です。
大学生ですし、維持費のかかるイメージが強い輸入車を今後所有することはないと思いますが、レンタカーで乗る分にはとても良い車なのでレビューしていきたいと思います!
レビューポイント①運転しやすいボディサイズ
輸入車と聞いて想像するのが、ベンツとかBMWとかアウディですが、そこそこ大きめのセダンやステーションワゴンっていうイメージがあります。
ですが、これはA3なので名前の通り、少し小さめのボディサイズとなっています。
全長×全幅×全高=4325mm×1785mm×1420mmです。
自動車ジャーナリストがいう、Cセグメント?っていうんですかね?
VWゴルフやマツダMazda3やスバルインプレッサ、トヨタカローラスポーツが比較対象になります。だいたい全幅が1800mmを超えないくらいの大きさですね。
(マツダMazda3)
(VW Golf)
(トヨタ カローラスポーツ)
(スバル インプレッサスポーツ)
全幅1785mmなんて全然コンパクトじゃない!!
なんて思うときがありましたが、もう今となっては当たり前になってしまいましたね…
個人的には全幅1800mmを超えてくると片側1車線の道路で路駐の車を避けるときに気を遣ったりするので、CX-5やカムリは正直運転しづらい分類に入ってきます。
そう考えるとA3スポーツバックは特に精神をすり減らす必要もなく輸入車の中で運転しやすい分類だと思います。
「A3スポーツバックが運転しやすいっていうけど、BMWにもベンツにも同じようボディサイズのの車はあるぞ?」
と思われる方がいると思うので、次はメーターやシフトレバーなどコックピット周りについて述べていきます。
レビューポイント②先進的な内装の中にも保守的な雰囲気
自動車というのは時代とともに操作系が変わったりすることがあります。
サイドブレーキがハンドブレーキタイプから足踏み式になって電動パーキングブレーキへと変化したり、シフトレバーが電子式になったり、メーターやナビゲーションの操作系…
と挙げるとキリがないですね。
A3スポーツバックの運転席まわりはこんな感じです↓
(https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/a3/a3_sportback/design/interior.html)
やっぱりシフトレバーは電気式ではなくてレバー式の方がしっくりきます。
ゴルフも同じようなシフトだったんですが、このA3スポーツバックのシフトレバーとシフトパターンが私はとても気に入っています。
このD/Sという部分がいいんです。
これは一度Dレンジに入れた状態でさらに後ろにレバーを傾けるとDとSを切り替えることができる仕組みになっています。
ストレート式レバーで、たまにPからDレンジに動かしたときに勢いでDレンジより下のレンジに入ってしまうことがありませんか?
私はストレート式のレバーだと、車種によりますが、CVTだったらSレンジとかBレンジ、トルコンATだったらLレンジに入ったりします。
それを防ぐことができるので私はこのシフトパターンを広めてほしいです。(特許の関係があるかもしれませんが。。。)
あとは、シフトノブの大きさも握りやすくて気に入っています。
これがA4など上のセグメントになると電気式のシフトレバーになってしまい、少し慣れが必要です。
所有するなら、これから慣れていけばいいって感じですが、やっぱりこの形や操作性は車を運転するという点でいまいちです。
プリウスとかよりは良いと思うけどやっぱりガチャガチャっていう操作感が欲しいよね
メーターについては2017年モデルから液晶メーターとなっています。
最初は液晶メーターを見て「うわあ!先進的だ!!」なんて思っていましたが、ただ単に液晶であればいいってわけではありません。
国産、輸入車にかかわらず、いろんな車種で液晶メーターを採用していますよね。
私の家の車もシンプルな2眼メーターです。別にメーターの演出のためにレイアウトを大きく変える必要なんてないんですよ。
ベンツのメーターはとても違和感があります。まるで視線の先にスマホやらタブレットを直立させているかのようなメーターの配置ですよね。
(https://blogs.nvidia.co.jp/2018/01/12/mercedes-ces-2018/)
やっぱり液晶になったとしても今までの車と比べて違和感のないレイアウトがいい。
アウディA3スポーツバックのコックピットはまさにしっくりくる、落ち着きのあるメーター周りだと私は思います。
ちなみに2016年までのモデルは従来のアナログ2眼メーターでした。
(https://www.carsensor.net/usedcar/detail/VU3093110291/index.html?TRCD=200002)
ちょっと見づらいですが、ちゃんとアナログメーターでした。
それが2017年以降のモデルになると・・・
(https://www.youtube.com/watch?v=tFfEADJj0hM)
このようにフルデジタルメーターとなっています。
ベンツと違って、以前までは2眼のアナログメーターがあった位置にデジタルメーターが設置されているのでドライバーの目線やメーターまでの距離感に違和感はありません。
なんといってもブラックとホワイトの文字で落ち着いたデザインが個人的に好みです。
このフルデジタルメーターはアウディではVirtual Cockpit(バーチャルコックピット)と呼ばれていて、メーターの中に様々な機能があります。
平均燃費など燃費に関するデータはもちろん、ナビゲーション機能やオーディオの操作もメーター内の画面で操作することができます。
私も回送中にラジオの局の切り替えをするときはメーターを見ながら操作していました。
3枚の写真で分かる通り、ステアリングスイッチから2眼メーターの大小を変更することができます。
走行中はメーターを大きくした方がいいですが、停車中にマルチインフォメーションディスプレイを見たいときは便利だと思います。
シフト周りですが、ナビゲーションのコマンダーや電動パーキングブレーキの配置もとても自然な場所にあるので、私はアウディが好きです。
(①…コマンダー,②…電動パーキングブレーキ)
コマンダーは説明書を特に読まなくてもスイッチ類に名前が書いてあるので分かりやすいです。
真ん中の円みたいなやつは剛性感がちゃんとあって操作していて気持ちいいです(笑)
ひとつ、気に入らないことがあるとしたら、このコマンダーについてなんですが、マツダのコマンダーみたいにこの円を上下左右に傾けて地図をスクロールしていくと思いきや、この円のグレーの部分がタッチパッドになっていて、これをなぞってスクロールを動かすんですよね。
(この斜線の部分です!)
レビューポイント③走りはちょうどいいパワーで乗りやすい
私がよく乗るグレードは1.4Lのターボモデルに7速デュアルクラッチトランスミッション(Sトロニック)を組み合わせたモデルです。
エンジンスペックは以下のとおりです。
最大出力 90(122)/ 5,000 – 6,000 kW (PS) / rpm
最大トルク 200(20.4)/ 1,400 – 4,000 Nm (kgm) / rpm
となっております。ちなみに車両重量は1320kgなのでエンジンのパワーに対して少し重い気がします。
欧州車には当たり前のように搭載されているデュアルクラッチトランスミッション(DCT)ですが、日本の道路事情にはあまり合っていないイメージがありました。
というのも、市街地走行でゴー&ストップが多いと変速操作がぎこちないときがあるようです。
例えば、赤信号だから止まろうとしたときに青信号になって再加速するときにスムーズに加速してくれなかったといったところでしょうか。
しかし、A3スポーツバックのトランスミッションはDCT搭載車をあまり運転しない私でも違和感なく運転することができました。
気になるところとしては、通常のDレンジだと燃費向上のためにアクセルレスポンスが鈍い気がします。
アクセルの踏み具合を少し変えただけでは加速してくれないときがたまにありますので、そういうときは先ほど触れたSレンジに切り替えるとレスポンスが良くなります。
比較的エンジン回転を上げてからシフトチェンジするのでスポーティな走行をしたいときは迷わずSレンジにしましょう!
ぜひレンタカーで乗ってみてください!
(https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/a3/a3_sportback/design.html)
A3スポーツバックは初心者マーク外れたばかりの私でも運転しやすい車なので輸入車の入門として乗ってみてほしいです!
A3スポーツバックに限らず様々な輸入車は、オリックスレンタカーで借りることができますので是非是非チェックしてみてください!
他にもなるべく安くレンタカーを借りたい方はこちらをチェック!!