こんにちは、ミネウォです。
今回の記事は完全に個人的な意見になってしまいますが、
デリカ・パジェロファンやクロカンが好きなファンにも
共感できる部分があるかもしれないと思って記事を書いていきます。
パジェロが生産終了するとの情報
Twitterで広がっている情報ですのでまだ公式発表ではないのですが・・・
4月23日に三菱から正式に発表されましたね・・・
8月に国内向けの生産が終了するようです。
ちなみにパジェロショートはすでに生産終了しています。
パジェロショートが生産終了した理由は
歩行者保護の法規に適合できないという理由でした。
パジェロのロングも同じように今のモデルのままだと法規に適合できず、
継続して販売するにはボディ形状を変更しないとならないそうです。
ファイナルエディションというワードがTwitterにも挙がっていました。
後継モデルがないならパジェロスポーツを日本に・・・!
(https://www.mitsubishi-motors.com/jp/products/pajero_sport/)
往年のパジェロファンはもしかしたらそんなのありえないと思うかもしれません。
欲をいえば現行ジムニーみたいに角ばったデザインを復活させてほしいです。
なぜ、パジェロスポーツを導入してほしいかというと、
現行パジェロはデカすぎるから
これは逆にいえば、パジェロスポーツはパジェロより一回り小さいので
日本でも需要があるのでは?と思うからです。
パジェロロングは4900×1875×1870(mm)ですが、
パジェロスポーツは4785×1815×1805(mm)です。
全長と全幅が一回り小さいのでパジェロスポーツの方が日本の道路事情に合っていると思うんです。
なぜパジェロスポーツを導入しないのか?
様々な点で考えてみました。
アウトランダーと被らないのか?
(https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/exterior/)
①ボディサイズが異なる パジェロスポーツの方が大きい
アウトランダーのボディサイズは4695×1810×1710(mm)で
2.4Lのガソリンエンジンを搭載しています。
全幅はほとんど同じですが、全長と全高がアウトランダーのほうが
一回り小さいのでボディサイズがほぼ同じとは言えないです。
②4WDのシステムが違う
アウトランダーはFFベースで電子制御4WDを採用しています。
それに対してパジェロスポーツはFRベースで
スーパーセレクト4WDⅡを採用しています。
センターデフロック機構とハイレンジ/ローレンジの切り替えを行うことができる
スーパーセレクト4WDはより本格的なオフロード走行に向いています。
この2点からアウトランダーとパジェロスポーツは被ることは考えにくいです。
日本発売へ向けて予想される課題
①排気ガス規制に適合させる必要がある
「ユーロ6」の規制内容は、2009年10月から日本で発売された車に適用している「ポスト新長期」の規制値であるPM(粒子状物質)0.005g/km、NOx(窒素酸化物)0.08g/kmと、実は奇しくも同数値なのだ。
(https://autoc-one.jp/special/465655/0002.html)
ユーロ6と日本のポスト新長期規制は基準値が同値であるだけで厳密には
ユーロ6適合のディーゼル車は日本でそのまま販売することは
できないそうですが、日本導入へひとつの基準となります。
パジェロスポーツが搭載されているエンジンは
- 4D56 2.5L ディーゼル インタークーラーターボ
- 4N15 2.4L ディーゼル インタークーラーターボ
- 6B72 V6 3.0L ガソリン
この3種のエンジンがラインナップされています。
ちなみに4D56は国内では
デリカスターワゴンやパジェロ(1982年~1999年)に搭載されていました。
まだ採用されているんですよ笑 びっくりです。
この中で日本導入されそうなのは4N15のディーゼルです。
適合している排気ガス規制(Emission Level)はEuro5とのこと。
スペックについては下のリンクからご覧ください↓
(https://www.mitsubishi-motors.com/en/showroom/pajero_sport/specifications/pdf/19MY_pajero_sport_technicalspec.pdf)
より厳しい日本の排ガス規制に適合させるためには
デリカD5と同様に尿素SCRシステムを採用して排気ガス規制に適合させることになるのでしょうか。
そうなると過酷な条件での耐久性がどれほどなのか気になります。
<合わせて読んでおきたい>
②歩行者保護の法規に適合できるか?
パジェロスポーツを横から見るとこのようなボディ形状となります。
デリカD5が歩行者保護の法規に適合するためにディーゼルのグレードは
大幅にデザインを変更し、アプローチアングルが大幅に減少し
オフローダーの印象が弱まりました。
(https://motor-fan.jp/article/10008123)
歩行者保護の法規についてはこちらから↓
(http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha04/09/090420/02.pdf)
あくまでも、もしかしたらフロントバンパーの形状が
変更されるのかもしれないという予想です。
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まとめ
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パジェロスポーツが日本発売されるとしたらという仮定でいろんな面で考えてみました。
パジェロが生産終了すると正式発表されたので、今後の三菱の動きに目が離せません!